夢をあきらめないためには・・・。
今,自分が大好きなことに没頭することが大切だと思います。それで一番になってやるくらい打ち込むと道は開けてくると思います。今の子どもの傾向として,何かにチャレンジしても少しうまくいかないとあきらめてしまいませんか? 次のことにチャレンジしてもまたすぐに失敗して,これは自分に合ってないと早めに決めつけてしまっていませんか?1つ目標をたてたら,まず一生懸命それをクリアしようよ,そして,クリアしてから自分に向いていたか合わないか判断すればいいのではないかと思うんですよね。そういう意味では, “横着するな”と昔私がよく指導者から言われていたのは,“投げ出すな”と怒られていたんだと思います。
必ず,次のステップがある。目指していることは先にある!
中学校の時に,鹿児島県大会で優勝し,九州大会に優勝したのですが,勝っていくと次のステップが見えてくるということの大切さを実感しました。常に,ここで終わっちゃだめだよね。次があるよねということが具体的に分かってきます。今やっていることがすべてではなくて,目指していることは先にあるよねという,この次のステップがある・分かるということの喜びは結構大きかったですね。よけいサッカーが好きになる,きつくても耐えられるという状況が当時でも感じられました。結局負けたとしても,そこまで1つ1つ粘り強く積み重ねていくという心の喜びを感じていました。
この仕事を選んだ理由や大切にしていることを教えて!
とにかく競争に打ち勝つということですね。そのためには,自分に今何が足りなくて,何を強みにしているのかということを自分が判断することが大切だと考えていましたね。ちゃんと自分で分析して,そこが足りないんだなと思ったら,それを重点的にやります。そうした自分で考えるという作業を必ずやっていました。
小学生のころに好きだったことを教えて!
- ◆わくわくしたこと:昼休みに友だちとボールをけっていたこと。
- ○得意だったこと:体を動かすことや走ること
- ★好きだった教科:体育・算数