キャリア教育実践アイデア
教科学習にキャリア教育の宝を生かす「キャリア教育実践アイデア」を公開しています。ワークシートやWeb限定のインタビュー,実施時間で授業を行う際のモデル指導案も公開中です。
伝統的な言語文化・古典の世界
学年・教科 |
5年・国語 |
単元名 |
「伝統的な言語文化・古典の世界」 |
単元のねらい |
古典の文章を音読し,言葉の響きやリズムを昧わうとともに,昔の人のものの見方や感じ方について知ることができる。 |
いつ学習するの? |
単元の指導計画
- 古興の文章を音読する
- 内容の大本を知り,昔の人のものの見方について自分の考えを交流する
- 現代と同じ意味で使われている言葉や違う意味で使われている言葉について考える
- 古典に出てくる言葉の中で,現在と使われ方が違うものや,日常で使用している言葉の中にも時代によって変化しているものがあることを知り,言葉を用いたコミュニケーションのあり方について考える。
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実施時間 |
約15分 |
用意するもの |
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どんな活動をするの? |
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- ワークシートを配付し,竹取物語を読む。その中で,昔と今で意味が違う言葉と,意味の違いに気づかせる。
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- 児童A: 言葉の意味は,時代によって変化することがあるんだね。
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- 日常的に使用する言葉(「うける」)を使った2つの文を別 の言葉で書きかえて,周りの人と話し合い,発表させる。
- 「うける」の意味が元の「人気がある」だけでなく,ほかの意味でも使われるようになったことから,現代でも言葉の意味が変化し続けていることに気づかせる。
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- 児童A:「このギャグ,うけるね。」は,「このギャグ,おもしろいね。」に言いかえました。
- 児童B:「新しい映画は若者にうけた。」は,「新しい映画は若者に人気になった。」という意味だと思います。
- 先生:言葉は時代とともに変化していくからこそ,その使い方や意味を大切にして,気をつけて使っていきたいですね。
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子どもたちに気づかせたいキャリア教育の宝 |
- 言葉の意昧や使い方は,時代とともに変化している。
- 同じ言葉でも,時代や人によって捉え方に違いがある。
- 言葉を使ったコミュニケーションでは,相手が言葉をどんな意味で使っているかを考える必要がある。
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もっと知りたい職業のこと |
国語辞書編集者 荻野 真友子さん |