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理事長あいさつ

理事長 長谷川 知彦

理事長

長谷川 知彦

欧米諸国における学校教育は,個別学習が中心であるのに対して,
日本の学校教育は,画一的な一斉学習が中心です。

効果的な学習方法は一人ひとり異なり,一人ひとりの学力は異なるので,
個別の課題や目標を設定すれば,能力は最大に伸びるというのが,
欧米の個別学習の考え方です。

一方で,すべての子どもたちが,一定時間内に一定レベルの
学習内容を身に付けるには,日本の一斉学習が最適です。

しかし今,この一斉学習には,限界が訪れているのではないかと
感じています。

文部科学省より,通常学級に発達障害の可能性のある子どもたちが,
6.5%の割合で在籍しているという調査結果が公表されました。

これまでのように,一つのやり方を画一的に教えるのではなく,
できる限り多くのやり方の中から,個に応じて教えることも
求められているのです。

効率的に教えることが,教育の目的ではありません。
非効率でも,一人ひとりの子どもたちに向き合って教えることが,
子どもたちの笑顔につながります。

子どもたちが笑顔になると,大人が笑顔になります。
大人が笑顔になると,子どもたちが笑顔になります。

すべての子どもたちの笑顔のために活動してまいります。

長谷川 知彦