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キャリア教育実践アイデア

教科学習にキャリア教育の宝を生かす「キャリア教育実践アイデア」を公開しています。ワークシートやWeb限定のインタビュー,実施時間で授業を行う際のモデル指導案も公開中です。

国土の気候の特色

学年・教科 5年・社会
単元名 「国土の気候の特色」
単元のねらい 日本各地の気候の特色を理解すると共に,季節風が気候におよぼす影響,気候と人々のくらしの関わりについて資料を活用して調べ,考えをもつことができる。
いつ学習するの?

単元の指導計画

日本の気候と四季の変化について知る
梅雨,台風,季節風が気候に与える影響について調べる
日本の気候の特色をまとめる
四季の変化は日本の気候の大きな特色であり,人々は気候の特色を生かしながら生活していることを,日本で生まれた文化である「俳句」の季語を通して実感させる。
実施時間 約15分
用意するもの
どんな活動をするの?
    • ワークシートを配付し,それぞれの俳句の季語と,それぞれが表す季節について考えさせる。
      • 児童A: その季節ならではの動物や植物が季語になっていると思うよ。
      • 児童B: 最後の俳句は,いつの季節を表しているのかわからないよ。外国の人の俳句みたいだ。
    • ワークシート下部に,俳句という文化と日本の気候の特色との関係について考えたことを書かせる。
      • 先生:四季がはっきりしない国では,季語を入れずに俳句を詠む場合もあります。
    • グループやクラス全体で意見交換をさせる。
      • 児童B:日本に四季があったから,季語を入れる「俳句」という文化が生まれて,流行したのかもしれないね。
    • 日本の気候の特色である四季が,俳句という文化を生んだことを解説する。
      • 先生:移り変わっていく四季の風景やよさをより深く味わうために,季語を入れるというルールができたのかもしれませんね。
子どもたちに気づかせたいキャリア教育の宝
  • 日本に住む人々は,昔から日本の気候の特色である四季を楽しみ,生活や文化の中に生かしている。
  • 日本の気候の特色である四季を共有すると,俳句が表す様子や風景をより深く味わうことができる。
  • 俳句文化は外国でも評価され,独自に進化している。
もっと知りたい職業のこと 国際俳句交流協会 藤本 はなさん