キャリア教育実践アイデア
教科学習にキャリア教育の宝を生かす「キャリア教育実践アイデア」を公開しています。ワークシートやWeb限定のインタビュー,実施時間で授業を行う際のモデル指導案も公開中です。
比べ方を考えよう・百分率
学年・教科 |
5年・算数 |
単元名 |
「比べ方を考えよう・百分率」 |
単元のねらい |
数量の比較,全体や部分の考察などで割合や百分率を用いることを理解するとともに,円グラフや帯グラフを用いて表したり,特徴を調べたりすることができる。 |
いつ学習するの? |
単元の指導計画
- 割合と百分率を理解する
- 百分率の問題に取り組む
- 「百分率」の計算と同学年で学習している「単位量あたりの大きさ」の計算を組み合わせて考えることにより,日常の出来事を複数の視点から見て,その視点や知識を利用し,物事を判断できるようにする。
- 割合を表すグラフを読み取ったり,割合をグラフに表したりする
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実施時間 |
約15分 |
用意するもの |
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どんな活動をするの? |
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- ワークシートを配付し,2つの店の商品を買ったときの代金と,買えるg数を計算させて,どちらの店で買いたいかを考えさせる。(百分率)
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- 児童A:1gあたりの代金を計算してみないと,比べられないよ。
- 1gあたりの代金を計算させて,再度どちらを買いたいかを考えさせる。(単位量あたりの大きさ)
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- 児童B:1gあたりの代金は,どちらの店も変わらなかったんだね。
- 各自にどちらの店で買うかを考えさせ,選んだ理由を発表させる。
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- 児童A:家族の人数が多い人は,g数の多いお店でまとめて買う方がよいと思いました。
- 児童B:払う代金が少ないお店で買う方が,ほかの物も買えてよいと思います。
- 先生:百分率と単位量あたりの大きさの知識を組み合わせることで,どちらが自分にとってよいかを考えることができるようになりましたね。
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子どもたちに気づかせたいキャリア教育の宝 |
- 複数の知識を組み合わぜると,新しい見方や考え方ができる。
- 日常で目にする表現を算数の知識を使って解釈することで,自分の生活に合った判断ができる。
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もっと知りたい職業のこと |
テレビ視聴率の調査 長谷川 晃子さん |