キャリア教育実践アイデア
教科学習にキャリア教育の宝を生かす「キャリア教育実践アイデア」を公開しています。ワークシートやWeb限定のインタビュー,実施時間で授業を行う際のモデル指導案も公開中です。
比例と反比例
学年・教科 |
6年・算数 |
単元名 |
「比例と反比例」 |
単元のねらい |
比例,反比例の性質が分かり,表やグラフを使って特徴を調べることができる。 |
いつ学習するの? |
単元の指導計画
- 比例の性質が分かる
- 比例を使って問題解決ができる
- 反比例の意味や性質が分かる
- 比例,反比例の定着を確認する
- 身の回りから,比例や反比例の関係にある2つの数量関係を見つけたり,日常の問題の解決に,比例や反比例の関係を活用すると効果的な場面を体験したりする。
|
実施時間 |
約10分 |
用意するもの |
|
どんな活動をするの? |
-
- ワークシートを使って,比例,反比例の性質を実生活で使う場面を想定した問題に取り組ませる。
- 答えを確認したあとに,日常生活の中で比例,反比例の考え方が使われている場面について考えさせ,発表させる。
-
- 児童A:お菓子の材料と,作る個数を考えるときに使えそうね。
- 児童B:ジュースを同じ分ずつ分けるとき,友だちの数が増えたら,一人分の量がどう変わるのかを考えられるね!
-
- 比例,反比例の考え方が,仕事の場面でも使われていることを説明する。
-
- 先生:大人になって仕事を分担するときなどにも,比例,反比例の考え方はよく使われています。
- 職業シートを配付し,実際に仕事をするうえで比例,反比例の考え方を使っている人がいることを補足してもよい。
|
子どもたちに気づかせたいキャリア教育の宝 |
- 不公平感をなくしたり,効率的に仕事をしたりするときに算数(比例,反比例)の考え方を使っている。
- 機械的に判断するだけでなく,実態に即して,公正に判断することも大切である。
|
もっと知りたい職業のこと |
食品容器の製造・選別 藤井 智彦さん |