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キャリア教育実践アイデア

教科学習にキャリア教育の宝を生かす「キャリア教育実践アイデア」を公開しています。ワークシートやWeb限定のインタビュー,実施時間で授業を行う際のモデル指導案も公開中です。

流れる水のはたらき

学年・教科 5年・理科
単元名 「流れる水のはたらき」
単元のねらい 流れる水のはたらきや川の上流と下流の様子の違い,降水量と川の水量や速さの変化について理解し,流れる水のはたらきと土地の変化の関係についての見方や考え方をもつことができる。
いつ学習するの?

単元の指導計画

流れる水のはたらきを調べる
川の上流と下流の様子を調べる
降水量と土地の変化の関係や災害との関係について調べる
災害に備える工夫を調べる
資料などを用いて,大雨で川が増水したときに起こる災害とそれを防ぐ工夫について調べる。
その中には,地名などを用いて土地の様子や特徴を後世に伝えるという先人の知恵があることを知り,自分にもできる災害対策を考えられるようにする。
実施時間 約10分
用意するもの
どんな活動をするの?
    • ワークシート(マンガ資料)を配付し,地名と土地の様子の関係について知り,さらに自分たちにもできる災害対策があることに気づかせる。
      • 児童A:地名を残すことで,土地の様子や災害の様子を伝えて,被害を防ごうとしていたんだ!
      • 児童B:土地の様子を調べて,伝えていくことは,災害から生命を守ることにつながるんだね。
    • 自分たちにもできる災害対策の方法を考えて,話し合わせる。
      • 児童A:土地の様子を調べて,新聞を作って,みんなに知らせたらどうかな。
      • 児童B:新聞は家に貼ってもよさそうだね。
      • 先生:地名に込められた昔の人の思いを受け継いで,安全に暮らせる工夫をみんなで考えていきたいですね。
    • ※自分たちが住む場所の地名の由来や災害への対策を調べるなどして,社会科「自然災害を防ぐ」の学習につなげてもよい。
子どもたちに気づかせたいキャリア教育の宝
  • 日本の地名には自然災害が由来になるものがあり,災害の様子や土地の様子を地名にすることで,被害を減らそうという先人の工夫や思いがある。
  • 災害対策には,土地の様子や特徴を後世に伝えるといったように,自分たちにもできる対策がある。
もっと知りたい職業のこと 株式会社 長谷工コーポレーション 岡野満さん