キャリア教育実践アイデア
教科学習にキャリア教育の宝を生かす「キャリア教育実践アイデア」を公開しています。ワークシートやWeb限定のインタビュー,実施時間で授業を行う際のモデル指導案も公開中です。
メディアとのかかわり方について考えよう
学年・教科 |
5・6年・国語 |
単元名 |
「メディアとのかかわり方について考えよう」 |
単元のねらい |
メディアとのかかわりについて書かれた文章を読んで,筆者の主張を理解し,自分の考えをもつことができる。 |
いつ学習するの? |
単元の指導計画
- 全文を読んで見通しをもつ
- 通読し,内容を理解する
- 筆者の主張を理解し,自分の考えをもつ・自分の考
えを明確にし,発表する
- 自分なりの考えをまとめ,発表する際に,情報を受信するだけでなく,発信する側に立つことがあり,いろいろな立場での見方に配慮することも大切であることを知る。
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実施時間 |
約7分 |
用意するもの |
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どんな活動をするの? |
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- マンガ資料を配付し,新聞を読んだ人の気持ちをいろいろな立場から考えさせ,発表させる。
- 考えを書かせるためのワークシートもWebに掲載しています。
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- 児童A:白組の人が練習を必死でがんばっていたことも,記事にしてほしいと思いました。
- 児童B:地域の人は,どんな競技が行われたかを,もっとくわしく知りたいと思います。
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- 授業者:みなさんは,情報を受け取るだけでなく,発信する側になることもあるんですね。
- 情報発信には,自分の明確な考えを入れるとともに,発信する情報に責任をもつ必要性や,いろいろな読み手がいることを想定して,ときには配慮すべき点があることに気づかせる。
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子どもたちに気づかせたいキャリア教育の宝 |
- 自分たちは情報を受け取るだけでなく,発信する主体にもなっている。
- 情報は発信の仕方や受け取る側の立場によって,伝わり方や事実のとらえ方が違ってくる。
- 情報のとらえ方の違いは現実の社会でも起こりうるので, 自分たちも気をつけていく必要がある。
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もっと知りたい職業のこと |
新聞記者 三木 理恵子さん |